2022、コンパニオンプランツ2022年05月09日 16:05

 2022年5月7日。
 
 だんだん気候が良くなってきた。畑仕事が
楽しい季節。先週まであんなに沢山収穫する
ことできたきぬさやの収穫量が激減。枯葉も
目立ってきたしそろそろきぬさやの旬が終ろ
うとしている。
 ジャガイモの葉が旺盛なので芽かきをして
土寄せをする。ジャガイモはとても元気。
   芽かきと土寄せの終わったジャガイモの畝。旬の
   終わったきぬさやは枯れ葉などを剪定して身軽に
   してもう少し頑張ってもらう。来年のために種も
   取らなければならない。
   (2022/5/7)

 今日はきぬさやの収穫やジャガイモの土寄
せの他に大切な作業がある。それはコンパニ
オンプランツのマリーゴールドの種植えだ。
 ご存知のようにコンパニオンプランツとは
育てたい野菜や花のそばに植えると良い影響
をもたらす植物のことで、コンパニオンプラ
ンツを植えると病気や害虫の被害に遭いにく
くなり生育が良くなるなどの作用がある。特
にマリーゴールドは野菜と一緒に植えると
防虫効果を発揮するコンパニオンプランツの
中でも優れものの花で、さつまいもや豆類
に被害をもたらすネコブセンチュウに効果を
発揮する。飯倉菜園では数年前から、農薬を
一切使わず(前から使っていませんが)、
木酢液(防虫剤)とコンパニオンプランツ
のみで害虫対策を行っている。
   この白と黒の針状結晶のようなものがマリー
   ゴールドの種です。土を掘って穴を開けその穴に
   この種をパラパラと巻くと1ヶ月後くらいに
   黄色い華やかなマリーゴールドが咲きます。
   マリーゴールドはキク科の花なのでとても立派な
   花が咲きます。以前菜園のメンバーが音楽の発表
   会に花束にまとめてステージに届けたほどです。
   私の家では時々仏花としてお供えしています。
   なおこの種は、昨年マリーゴールドが咲いた後に
   採種して冷蔵庫に保存していた種(固定種)です。
   最初の畑の写真のペットボトルを立ててあるとこ
   ろはマリーゴールドを植えた目印です。
   (2022/5/7)

 マリーゴールドを植えるのはコンパニオン
プランツとしての効能を期待することは勿論
ですが、花が飯倉菜園に昆虫を呼び込んで
くれることも期待しています。まだマリー
ゴールドの花が咲いていませんがきぬさやを
眺めていたらいち早く菜園を訪れたてんとう
虫を見つけました。
   きぬさやの葉の裏に隠れていたてんとうむし。
   (2022/5/7)