2018、収穫と冬野菜の準備2018年11月02日 15:55

 2018年10月6日。
 とうがらしの鷹の爪が赤く色づいて来た。
 この鷹の爪は飯倉菜園で4、5年に渡り種を取りながら育て続けたとうがらしだ。 そろそろ飯倉とうがらしと名付けてもいい頃かも?
   鷹の爪は上を向いて房をつける。鷹の爪を育て始めた
   数年前、素手で房取り作業をした後、其の手でまぶたを
   こすってえらい目にあった事がある。
   (2018/10/6)

 トマトの畝は撤去した。今年トマトは大玉、中玉、ミニトマトの3種類を植えた。一生懸命芽かきをしたり剪定をしたのでそこそこ出来た様に思うがミニトマトが鈴なりに出来る様にはいたっていない。
 そのトマトの畝を撤去した後は早速土づくりをして次の野菜に備える 。
   トマトの畝跡に牡蠣ガラ入り石灰を鋤き込む。牡蠣ガラ入り
   石灰を使うのは野菜の栽培の過程で失ってしまうミネラル等の
   微量元素の補充と土壌の中性化のため。
   (2018/10/6)

 9/8に植えたきゃベツと白菜はトンネルの中で虫に食われずに着々と結球を始めている。結球が始まればあとはなんとかなる。キャベツと白菜の植え時はいつも悩むが今年は大丈夫なようだ。
   この写真には写っていないがトンネルの中の一番右側のキャベツが
   少し虫に食われ始めている。
   (2018/10/6)

 飯倉菜園は夏野菜も終わり、冬野菜の植付けにシフトしてきているが今年の今迄の飯倉菜園を振り返ってみると作物の病気や害虫による被害がほとんどない事に気づく。
 木酢液を 頻繁に散布したりコンパニオンプランツのマリーゴールドを沢山植えた事等が考えられるが、一番の原因は暑さだったのではないだろうか。園芸の本に30何度以上の天気が続くと害虫も出てこないと書いてあった。





2018、冬野菜のルッコラ、二十日大根を植える2018年11月05日 17:30

 2018年10月13日。
 トマトとズッキーニを植えていた畝の跡に土づくりをしてから、ルッコラと二十日大根を植えた。ルッコラは昨年も植えたが種が余っていたのと、使い勝手がよく皆の評判がよかったので今年も植える事にした。マルチを敷いて不織布をベタ掛けしておくと 翌週には 芽を出す。
   マルチの手前の切り込みにルッコラを、丸い穴に二十日大根
   を植える。(2018/10/13)

   ルッコラと二十日大根の種を植えた後にベタ掛けして其の上から
   水をかけておく。二十日大根は本当に二十日程度で収穫できる。
   (2018/10/13)

 さつまいもが収穫時期を迎えている。10/20に東麻布地域の老若男女を対象にした東麻布のいもほりが予定されている。保育園にはそれまでに保育園用の畝(長さ5m×2)のさつまいものいもほりを終わらせておいて下さいとお願いをしてあった。
 10/16に東麻布保育園と飯倉保育園の園児達計50人程が菜園にやって来ていもほりをした。
   飯倉菜園は保育園の農業体験の場となっている。事前に試し堀を
   してさつまいもはできていることは確認しているが、どれだけの
   量ができているかは掘ってみなければ分からない。
   用事があっていもほりに立ち会う事が出来なかったが、校舎棟の
   上から見ているとそこそこの大きさの芋を掘り出していた。
   菜園クラブの責任は果たせたようだ。
   (2018/10/16)
   

   

2018、東麻布のいもほり2018年11月08日 16:51

 2018年10月20日。
 飯倉菜園の最大イベントである、東麻布のいもほりが行われた。
 この時期、旧飯倉小学校の園庭は入居している保育園や学童クラブの運動会が予定されていて、いもほりの時期を何日にするか決めるのが難しい 。うまく10月20日に決められたが、次週は予定が詰まっているので、雨の場合は次の土曜日という訳にはいかない。
   2週間前にポスターを作成して保育園や学童クラブ、地域の
   掲示板に張ってもらう。ポスターは昨年のいもほりの様子と
   収穫の写真を載せて興味を引く様にしている。
   (2018/10/6)

 皆の行いが良かったのか、当日は晴れた。
 菜園クラブは準備のため1時間早く集合した。受付を作ったり、張り紙を貼ったりするほか参加者が掘り易い様に蔓を切ったり葉っぱをどけたりする仕事がある。
   事前に蔓切りをしている菜園メンバー。
   (2018/10/20)

   毎年、さつまいも畑の葉っぱをどけていると必ず出てくる
   カエル。わさわさ繁った葉っぱの下でのんびりしていたのに
   急に人がどさどさと入り込んで来て葉っぱをどけるものだから
   ビックリしたんだろう。
    (2018/10/20)

 開始時刻の10時ころになると子供連れの家族がどんどん園庭に集まって来た。さつまいも受け渡しのため受付で記名と一緒にさつまいも引換券を渡している。受付が間に合わず開始を10分遅らせた。参加者は100組、260人(大人125人、子供135人)、今迄で最高の人出だ。実はさつまいも引換券は100枚しか用意していなかった。遅れて来た100番以降の方々には申し訳ないが断ってしまったほどだ。
   受付が終わりいもほりを今か今かと待っている参加者の皆さん。
   (2018/10/20)

 10:10。受付も終わり参加者の皆さんにいもほりの注意事項を説明して早速、いもほりを開始。
   保育サポートの先生も園児達を連れていもほりに参加。
   (2018/10/20)

   あちこちでさつまいもが掘り出されている。今年はこの
   位の大きさのいもが多かった。
   (2018/10/20)

   混雑中のいもほり。身動きができない程。今迄、こんなに
   混雑した状態を 見た事が無い。おおよそ30分くらいで掘り
   つくされる。みんなちゃんと掘れたのだろうか。
   (2018/10/20)

   みんなで掘った さつまいもを1カ所に集める。公平に分配
   する為、参加者の人数を考えて、どのくらい参加者に分配
   できるか確認する為大きさと数を数える。
   (2018/10/20)

 最終的に大中小合わせて360個(差し上げるには申し訳ない様な小さなものは除外している)のさつまいもが収穫できたので大のさつまいもの場合は1個、中と小のさつまいもの場合は合わせて1個づつ分配することにした。残ったさつまいもは12月にシニアを対象にして行われる「飯倉菜園でとれたさつまいもを 食べる会」で利用する。

   11時前には袋詰めにしたさつまいもを引換券と引き換えに
   配り始めた。11時30分頃にはすべて配り終えた。
   沢山このイベントに参加してくれるのはとても嬉しいが、
   さつまいもの供給量のこともあるのでこのイベントは100組
   が限度だなと感じた。
   (2018/10/20)